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なぜ、日本でブルーボトルコーヒーが現れなかったのか。

 

 

なぜ、日本でブルーボトルコーヒーが現れなかったのか

ブルーボトルコーヒーは、
元々、演奏者であったジェームス・フリーマン氏が2002年に家のガレージで立ち上げた店。
コーヒーを入れるためのミルなどまで持参するほどのコーヒー好きだったフリーマン氏は、
演奏家を辞めて好きなコーヒーで起業しようとこのブルーボトルコーヒーを起業した。
家で焙煎したものをファーマーズマーケットで販売するところからスタート。

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豆の産地だけでなく、どのように選別されているか、焙煎方法や淹れ方までとことんこだわった方法で1杯のコーヒーを提供しています。

提供するコーヒーの豆は、48時間以内に焙煎したものに限るなど、独自の基準を設けて徹底的にこだわる。やみくもに画一化システム化を急ぎ多店舗化するのではなく、店舗ごと地域ごとに店舗のスタイルを変えている。

創業者のマニアックなこだわりがシリコンバレーなどのネット業界の経営者の共感を得て、たった15店舗のカフェチェーンにグーグルの投資部門(グーグルベンチャーズ)ツイッターの創業者などそうそうたる陣容から日本円で30億円もの調達を終えて日本に進出してきている。
日本進出も、独自路線を貫いており、100%子会社を設立して直営店として出店をしている。日本にスターバックスが日本進出した時は、サザビーリーグと合弁会社を作ったのとは対照的ですね。

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日本でブルーボトルコーヒーがなぜ生まれなかったのか

ジェームス・フリーマン氏が日本進出を語る言葉にこうある。

日本に向けて日本の伝統的なコーヒー文化を、もっと若い層にアピールする形で提示し返すっていうビジネスもあり得ると思うな。アメリカでは美味しいコーヒー屋っていうとお洒落な若者がたくさん集まってるけど、日本で僕が好きなコーヒー屋さんはどれも、僕みたいな、年寄りでお洒落じゃない人間が違和感なく入れるところだからね、かっこいい若者を見かける場所じゃないんだよ。

上記の言葉が答えだと思います。

日本では、昔からの喫茶店で世界的に見てもピカ一の技術があるのだが、
当たり前すぎて、それを放置していました。
世界標準を知る『外国人』のフリーマン氏にはそれが驚異に移り、足しげく通い詰め
それをアメリカで現代版にリメイクしていった。

日本では、サードウェーブ系の店舗が個人店レベルでは出てきてはいたものの、多店舗化するシステム話題になるストーリー性、何より経営者のデカくしようという意識が欠けていたのではないでしょうか。


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サードウェーブならぬ第四次カフェブーム

アメリカでは、薄いアメリカンコーヒーのイメージのファーストウェーブから、シアトル系のエスプレッソマシンを使用したスタバ代表されるセカンドウェーブ、そして、ブルーボトルコーヒーに代表される豆や淹れ方にこだわるサードウェーブへと変遷を遂げております。
ただ、サードウェーブと呼ばれるカフェは、日本進出したものの、日本では、サードウェーブならぬ、日本式にいうと、『第四次カフェブーム』と言えるのではないでしょうか。
第一次カフェブームが、昔ながらのマスターが1杯づつドリップコーヒーを出すような喫茶店。第二次カフェブームが、価格破壊のドトールのようなコーヒーチェーンの展開。第三次カフェブームが、若者向けのスタバのようなシアトル系のカフェチェーンが進出してきたこと。そして、第四次カフェブームが、今回のブルーボトルコーヒーの進出。
ジャパンオリジンの『喫茶文化』をアメリカでリメイクされて逆輸入したのが、ブルーボトルコーヒー。
フリーマン氏のいうところの「お洒落な若者がたくさん集まるような場所」というのは今のところ当たっています。※昔ながらの喫茶店には若者が押し寄せたりはしませんよね。
昨今、「バル」が流行っていますが、一昔前のカフェブームの時のような、若者からアラフォーくらいまでの人の集う「場」としての在り方に着目されているが、夜に酒を飲む人に限定される。今や、そういう「場」としてのカフェがまた日本版『第四次カフェブーム』のコーヒー店にて広がりを見せるのではないでしょうか。

実は、ブルーボトルコーヒーのような豆にこだわり淹れ方にこだわったお洒落な若者向けの店舗というのは、ここ1~2年で着々と全国に増えつつあります。

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日本の提供クオリティーとサービス面の『ソフト面』と、ブルーボトルなどの空間づくりの『ハード面』を合わせて日本のコーヒーの『第四次カフェブーム』は今後飲酒離れを見せる若者層を取り込み面白い展開を見せるのではないでしょうか。
ただ、高齢化が進む日本の中では、倉庫を改装したような空間よりもコメダ珈琲店のようなベタだけど居心地抜群の空間の方が求められるかもしれませんね。

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